「お金を貯めたい、資産を増やしたい」――そう思ったとき、私たちはつい節約のために何かを我慢しようと考えてしまいます。でも、ちょっと待ってください。人生には、お金よりも大切なものがあり、それを失ってしまうと後悔につながることもあります。
今回は、私たち夫婦が「節約を頑張る中でも絶対に手放してはいけない」と感じた7つのことをご紹介します。お金と心の両方を豊かにするヒントになれば嬉しいです。
1. 若いときにしかできない経験
若いときの時間は二度と戻ってきません。「いつかやろう」と思っていることは、体力や時間の制約で後回しにすると難しくなります。海外旅行や趣味の挑戦などは、若いうちだからこそ楽しめることも多いです。
私たちは車中泊旅行で往復1200キロを走りました。大きなお金はかけていませんが、とてもいい思い出になっています。こうした経験はお金以上の価値になります。
2. 一生付き合いたい友人
良い友人は人生の財産です。節約のために飲み会を減らすのは良いですが、大切な人との時間まで削ると後悔するかもしれません。コーヒー1杯でも心の通う時間を持つことが大切です。
3. 結婚
結婚は人生の大きな節目であり、パートナーとの絆は心の豊かさにつながります。お金が理由で先延ばしにしてしまうと、チャンスを逃すこともあります。華やかな式を挙げなくても、入籍だけでスタートする方法もあります。
私たちは24歳で結婚しました。結婚したいと思っている方は、ぜひ行動を起こしてみてください。
4. 子ども
子どもとの生活はお金がかかりますが、それ以上に得られる喜びは大きいです。迷っているなら信頼できる人に相談したり、子育て経験者の話を聞いてみるのもおすすめです。
私たちは2025年3月に子どもを出産しました。子育てをして実感するのは、とにかく体力が必要だということ。若いうちに挑戦できてよかったと思っています。
5. 子どもとの時間
子どもの成長はあっという間です。節約のために豪華な旅行を諦めるのは良いですが、公園でのピクニックや家での遊びなど、小さな時間を大切にしましょう。
お金をかけずとも、手作り弁当を持って出かければ十分特別な時間になります。
6. 健康
健康は最大の資産です。食費を削りすぎたり、睡眠や運動を犠牲にするのは本末転倒。将来の医療費が増えてしまうリスクにもなります。
私たちも毎日の散歩を習慣にしようと考えています。体を動かすことは、節約にも長い目で見ればプラスです。
7. 心の余裕
節約を頑張る中で「心の余裕」を失ってしまうと、逆に無駄遣いや衝動買いが増えてしまいます。趣味やリラックスの時間を持つことで、節約生活も長く続けられるようになります。
まとめ
節約や貯金は大切ですが、それだけに囚われると人生の豊かさを失ってしまいます。若いときの経験、友人、家族、健康、そして心の余裕――これらはどんな資産にも代えがたいものです。
お金を守るのと同じくらい、大切なものを守りながらバランスよく節約していきましょう。