「毎月の家計、気づけば出費が膨らんでいませんか?」
特に固定費は一度見直せば、その後ずっと節約効果が続くため、最初に取り組むべき節約ポイントです。
この記事では、家賃・保険・サブスク・通信費の4つを中心に、無理なく実践できる節約術を紹介します。さらに「光熱費・水道代をなぜ節約しないのか」についても触れています。今日から月1万円以上の削減を実現し、着実に貯金を増やしていきましょう!
なぜ固定費の節約が貯金のカギ?
固定費は毎月必ず発生する支出だからこそ、1度見直せば効果が継続します。
例えば月1万円の節約なら、1年間で12万円、5年間で60万円の貯金が可能。しかも「我慢する節約」ではなく「仕組みを変える節約」なので、無理なく続けられるのが魅力です。
それでは具体的に、4つの固定費を見直していきましょう。
1. 家賃節約のコツ:交渉や住み替えで月5000円~1万円減
家賃は固定費のなかでも最大級の支出。ここを抑えられれば効果は絶大です。
「月収の3分の1が目安」と言われることもありますが、必ずしも高い家賃を払う必要はありません。地方であれば月5万円前後で快適に暮らせる物件も多いです。
私たちは現在、家族3人で家賃5万円の賃貸に住んでいます。確かに広さはそこまでありませんが、子どもが小さいので十分。むしろ広すぎる家は掃除の手間も増えるので、今の生活にちょうどいいと感じています。
また、実家暮らしを利用できる場合は、家賃ゼロという最強の節約術もあります。さらに、会社の家賃補助や社宅制度など福利厚生を活用できるか確認するのもおすすめです。
2. 保険の見直し:必要最低限でOK
保険料は「なんとなく」で加入していると無駄が多い支出です。見直しで月2000~5000円の削減も可能。
保険の基本は「発生確率は低いが、起きてしまうとダメージが大きいこと」に備えるものです。
私たちが加入しているのは、自動車保険と火災保険のみ。
生命保険については、共働きであるため片方の収入が途絶えても生活が成り立つと判断し、加入していません。子どもがいて片方の収入に依存している家庭であれば、掛け捨て生命保険や収入保障保険が必要ですが、そうでなければ必ずしも加入する必要はないと考えています。
医療保険やがん保険なども、基本的には貯金で対応可能な範囲。掛け金を払うより、その分を貯めて運用する方が合理的だと考えています。
3. サブスクの整理:使っていないものは即解約
気づけば増えているのが、動画や音楽などのサブスク。1つ1つは月1000円前後でも、複数加入すると大きな負担になります。
私たちの場合は、現在Amazonプライムのみを利用中。
Amazonプライムは動画・音楽・買い物特典とコスパ最強で、日常生活に欠かせません。
使っていないサービスは思い切って解約し、必要になれば再契約すれば十分です。月1000~3000円の節約が見込めます。
4. 通信費の最適化:格安SIM+テザリングで十分
スマホやネット回線も見直し効果が大きい固定費です。
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使い続けている人は、楽天モバイルやUQモバイルなど格安SIMに乗り換えるだけで、月3000円以上の削減が可能です。
私たちは楽天モバイル一本で契約し、Wi-Fiは契約していません。テザリングを利用すればPS5やPCにも接続可能で、ゲームや動画視聴も快適。特にオンライン配信などをしない限り、これで十分だと感じています。
5. 光熱費・水道代を節約しない理由
節約といえば「電気をこまめに消す」「お風呂の水を再利用」といった工夫を思い浮かべがちですが、私たちは光熱費や水道代の節約には力を入れていません。
理由はシンプルで、時間や快適さを犠牲にして得られる節約効果が小さいからです。
例えばエアコンを我慢して体調を崩したら本末転倒ですし、水道代を数百円削るためにストレスを抱えるのは効率が悪いと考えています。
その時間を副業やスキルアップに充てたり、固定費の大きな部分(家賃や保険など)を見直す方が、圧倒的に効果的です。
まとめ
固定費の節約は、無理せず大きな効果を得られる方法です。
- 家賃:住み替えや交渉で月5000円~1万円削減
- 保険:必要最低限に絞り、無駄な掛け金を払わない
- サブスク:使っていないものは解約
- 通信費:格安SIM+テザリングで月3000円以上削減
- 光熱費・水道代:無理な節約はしない
これらを実践すれば、月1万円以上の節約は十分可能。その分を自動で貯金や投資に回せば、1年後には12万円以上、5年後には60万円以上の資産を作ることができます。
「節約=我慢」ではなく、「仕組みを変える」ことが大切です。今日からできるところから始めて、貯金を増やしていきましょう!